2025板橋Cityマラソン基本情報
・日時:2025年3月16日(日)
・マラソンの部スタート:9時00分
・スタート:陸連登録の部・一般の部を混合しての待機ブロックを設定。スタートは一斉スタート。
・参加料:フルマラソン 11,550円
・定員:マラソンの部10,000人
・申し込み期間:令和6年8月2日(金)午前10時00分~12月6日(金)午後11時59分
・会場:東京都板橋区荒川河川敷内特設会場(国道17号線戸田橋上流)
・ペースメーカーあり: ※2024年では2時間50分 :3時間:3時間15分:3時間30分:4時間ペース :4時間30 :5時間:5時間30分 :6時間 :6時間30分(スイーパー)
・公式サイトはこちら
※同日2025年3月16日に『さいたまマラソン』が開催されます。単調なコースが苦手だったり、都市型マラソンに参加してみたい方が居れば、さいたまマラソンの記事はこちらへ
コース難易度★ 獲得標高・高低差
※東京マラソンが☆
【獲得標高39m】最大標高14m 最低標高4m
stravaからルート作成。
河川敷のコースを21キロ走って、帰ってくる単調なピストンコース。坂は途中土手に上がって降りる4回のみ。獲得標高39mはフルマラソンならばとても少ない部類になります。
河川敷のスタート地点の幅は狭くスタート直後には渋滞が発生しやすいです。一万人規模の大会であり、スタートしてしばらくは自分のリズムで走ることができないことが可能性が高い。
走ることに集中できれば走りやすいコースですが、他のマラソン大会に比べると応援も少なく、コースが単調な為、飽きがくることもあるかもしれません。
坂は4回しかなく、「楽ちん」なんて思ってると一番キツイ頃合いの37km過ぎにある坂が想像以上に堪えるので注意です。
しかし風が吹かず、気温が上がらないベストコンディションならば、ペースメーカーも多く走り、コース攻略も簡単なため好記録が期待できる大会です。時期も3月中旬に開催されるのでマラソンシーズンの集大成として参加するにはうってつけの大会ともいえます。
気象条件
アメダスより、過去の大会当日の練馬区の気温と天気を記載。※板橋区の記載がない為、となりの練馬区の天気を参考までに。
3月中旬の大会ということもあり、気温が上がることも多いです。特に2024年大会では21℃を超える暑さになりランナーを苦しめました。暑さ慣れてない時期の20℃超えは数値以上に堪えるものがあるので、そうなった場合に自己ベストを狙うのは難しくなります。またこの時期は既に花粉が飛び始めていることもあり、花粉が駄目の方はその日の気象によっては辛いかもしれません。
続いて風速です。
特に2017年、2024年大会は「風が強い」「気温が高い」というダブルパンチで苦しめられたという声が多かったです。
河川敷のコースでは風を遮るものがなく、風の影響をもろに受けます。スタート時が向かい風なら前半21kmまでずっと向かい風なんてこともありますし、後半も追い風にならないなんてことも普通にあります。
私が走った2019年大会では観測上はそれほど風はなかったですが、それでもハーフ地点を折り返すまで、ずっと向かい風を感じており、なるべく集団の後ろにつくようにして体力を温存させながら走りました。
一万人の規模の大会であり同じ走力のランナーも多いので、風が強いのなら集団で走るのが好走へとつながります。自分の目標ペースに近いペースメーカーが居るのであれば、風除けに使わせてもらいましょう。
スタートブロック、スタートロス
※各種目のスタート15分前までにスタート地点に集合。
2024年大会の書き込みをまとめましたが、『申込時のベストタイム及び申告タイムを参考にしたスタート時の待機ブロックを設定』となっており、記録証の提出などもないためか、タイムとブロックの書き込み自体が少なかったので参考までに。
Aブロック:タイム〜2時間50分。※サブエガクラスならほぼAブロック。スタートロス0秒〜20秒程度。
Bブロック:タイム2時間50分〜3時間前後。スタートロス20秒〜1分程度。
Cブロック:スタートロス1分〜3分程度。
Dブロック:スタートロス3分〜
※2024大会ではペーサーの位置と申告タイムの位置が合ってないという書き込みが多々見られました。サブスリーのペーサーがAブロック配置なのに、サブスリー目標のランナーがBブロックだったり、目標より遅いペーサーが前に居たりという声が聞かれています。
しかし目標よりも遅いペーサーが後ろに居ると、スタート後渋滞の原因となるかもしれないので、運営の考えあっての配置かもしれません。
表彰およびタイム
マラソン表彰
『陸連の部』『一般の部』 男女別1位~8位 当日午後1時にメインステージにて表彰式を実施。
年代別順位 『19~29歳』『30歳代』『40歳代』『50歳代』『60歳代』『70歳以上』の表彰(男女別1位~3位)※年代別順位はネットタイム 表彰なし副賞を受け渡し予定。
気温が高く、風が強かった2024年大会は市民ランナートップ層とはいえややタイムが落ちてる傾向があります。
例年2時間25分を切って走れば、陸連登録の部でも入賞を狙える位置で走れそうです。
東京という開催場所、コース条件的に入賞者ラインがもう少し上になりそうな気もしますが、同じ月に東京マラソンがあり、そっちに選手が流れている影響が考えられます。
まとめ
・3月中旬の開催の為、マラソンシーズン最後にタイムを狙う大会としてはオススメ。
・板橋Cityマラソンは気温が上がらず、風がなければ獲得標高も少なくフラットなコースの為、好記録が期待出来る大会。
・スタートは地点の幅が狭く、スタート時は混雑し中々自分のペースで進めないことも。ペースメーカーは豊富だがペーサー付近が混雑し前に中々進めないこともあり。
・花粉が飛び始める季節の為、花粉が駄目な方は何かしらの対策が必要。